筑波山水源の森づくりでクリーンでグリーンな未来を創造する

Sustainable Development Goals

Sustainable Development Goals

筑波山水源の森づくりで
クリーンでグリーンな未来を創造する2025
 "ORIENTALの森"サーキュレーションプロジェクト‐2025年5月レポート

貴重な木材を製品材料として使用する、研究設備メーカーとしての社会的責任。
生産・営業拠点を構える地元つくば市に根差した活動。
この2つの想いをカタチにするべく、
私たちORIENTALは「筑波山水源の森づくり」プロジェクトを発足させました。

2021年6月レポートPart.1を見る



2021年6月レポートPart.2を見る



2023年5月レポートを見る



2024年5月レポートを見る



SDGsプロジェクト
の想いを繋いだ
感動の植樹体験

2025年5月25日、今年もつくば山の植樹イベント「第19回 筑波山水源の森づくり」が開催されました。本イベントでは2歳から81歳まで、総勢169名のボランティアが筑波山神社鎮守の森に集い、登山道を400m進んだ先に広がる約300㎡のエリアで、多様な広葉樹600本の植林を行いました。

当社の参加は今回で4回目。SDGsプロジェクト「ORIENTALの森」チームを中心に、環境活動に関心のある有志メンバーが参加し、自然とのふれあいや持続可能な未来への思いを胸に、植樹活動に取り組みました。

育苗活動

自然の偉大さを感じながら
水の恵みに恩返しをする

筑波山の地下水系は、霞ヶ浦の総水量の半分にあたる実に4億トンもの水を蓄えており、首都圏に暮らす人々を支えています。参加者全員で植樹する苗木達が、筑波山の地下水を作り出し、やがて生活に無くてはならない貴重な水源となっていきます。私たちは、貴重な木材を消費するメーカーとして果たすべき責任を考え、「伐採、使用、植樹、育樹」というサイクルからなる森林循環の取り組みに参加しています。

植林活動の様子
植林活動の様子
植林活動の様子

4年前に自ら準備した
苗木を植林

幻想的な霧が漂い、森林浴には絶好の森の中で今年の植林活動がスタートしました。当日まで降りしきっていた雨は開会式直前にはたと止み、まるで森そのものが参加者を歓迎してくれているかのようでした。静寂の中に響く鳥のさえずりや、木々が放つ心地よいフィトンチッドのシャワーにより、心身をリフレッシュしながら清々しい気持ちで植林作業ができました。

筑波山神社

「筑波山水源の森づくり」の舞台となる筑波山神社にて。

今年の活動で最も印象深かったのは、今回植樹した苗木たちが、4年前にSDGsプロジェクトのメンバーが一つひとつ丁寧にポットへ移し替えたものだったということです。プロジェクトメンバーである皆さんの手で、大切に育てられてきた苗木をこうして森に還すことができ、参加メンバーは深い感動と感慨を覚えました。


4年前の育苗活動を見る






「ORIENTALの森」プロジェクトリーダーは今後の展望について、
「未来の豊かな森のために、SDGsプロジェクトはこれからも『クリーンでグリーンな未来』を実現すべく、積極的に活動を続けていきます。」と語っていました。


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筑波山水源の森づくり
筑波山水源の森づくり

私たちはこのプロジェクトを通して、4つのSDGs目標達成に貢献します

6安全な水とトイレを世界中に

筑波山から湧き出る水は霞ヶ浦へと注がれ、広大な霞ヶ浦の自然系と都市近郊の暮らしを支えています。筑波山水源の森を育む活動は、その美しい自然と暮らしを未来へ継承します。

12つくる責任つかう責任

「木」の大切さを身をもって学び、「つくる責任」を常に考える企業姿勢を醸成します。また、今後は筑波山系の間伐材を使った製品の開発などにも取り組み、木材のリサイクルなどにも取り組んでいきます。

13気候変動に具体的な対策を

木は光合成により、空気中のCO2を吸収し成長します。育苗活動や植樹活動を通じて森林を回復させることで、気候変動の原因となっている温室効果ガス(CO2)の吸収量増加に貢献します。

15陸の豊かさも守ろう

木材生産のための森林、みんなが楽しく遊べる森林、生態系維持のための森林など、様々な形態の森林がバランスよく共生することで、緑豊かな森林を後世に継承します。


私たちはこれ以外にも、SDGsの目標を達成するために様々な取り組みを行っています。

SDGsチャレンジを見る