研究設備機器のメンテナンスサービス
Maintenance
Service
ラボの安全性と快適性を
維持する
研究設備の
メンテナンスサービス
有害な化学物質などを扱う研究設備において、安全性や性能の維持は極めて重要です。
ORIENTALでは、専門知識と豊富な経験を有する専門チームが年次点検のプランニングから
作業の実施、故障時の緊急対応に至るまで一貫してサポートいたします。
研究設備の性能低下が
もたらすリスク
研究設備は過酷な環境下での長期運用により、機器の劣化や性能の低下が徐々に進行します。しかしながら、これらの変化は研究設備の性質上、外見では識別しにくいことが多く、その結果、作業者が知らないうちに危険な状況にさらされる可能性があります。そのため、定期的に設備の点検を行い、適切な機能を維持することが重要です。
コンプライアンス違反のリスク
安全・環境に関わる設備は、労働安全衛生法や大気汚染防止法などの法規・法令で定期点検が定められているものが多くあります。
定められた項目が遵守されていない場合、指導や罰則の対象となることがあります。
労働災害のリスク
有害な化学物質を取り扱う設備の多くは、気流制御やフィルターにより作業者及び周辺環境の安全性を確保しています。
適切な性能が維持されていない場合、有害物質に曝露するなどの労働災害が発生する恐れがあります。
環境汚染・公害のリスク
有害な化学物質を取り扱う施設では、スクラバー（排ガス洗浄装置）などで汚染された空気を浄化処理し、大気に放出することが求められています。
適切な性能が維持されていない場合、大気汚染や公害、それに伴うコンプライアンス違反や企業価値低下などの恐れがあります。
メンテナンスプランのご案内
お客様の安全を様々なリスクから守るために、ORIENTALでは年間保守契約"ベーシックケア"を提供しております。
ベーシックケア（年間保守契約）
定期点検の基本プランです。毎年の契約更新日に、部品交換作業や追加点検を予防保全的にオプション設定することが選択できます。点検時に発見された不具合も追加オプションとして修理対応することが可能な保守契約です。
※対象の製品によってプラン項目や内容は異なります。詳しくはお問い合わせください。
スポット点検（保守契約なし）
契約に加入せずに、お客様のご用命により、都度手配・対応いたします。対象箇所が保証期間外の場合には、修理工料、部品交換代、出張費などからなる修理料金をその都度ご請求させていただきます。
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ベーシックケア （年間保守契約） 
| スポット点検 （保守契約なし） | |
|---|---|---|
| 定期点検 | 1回分込み*1 | 都度お見積り |
| 故障診断技術料 | 無償 | 有償 |
| 指定部品の交換作業料 | 優遇価格*2 | 通常価格 |
| その他部品の交換作業料 | 通常価格*2 | 通常価格 |
*1) 2回以上の点検をご希望の場合はオプション設定が可能です。
*2) 交換に必要な部品代は別途お見積りをさせていただきます。
メンテナンス契約のメリット
ベーシックケアに加入することで、研究施設・設備機器のプロによる確かなサービスを受けることができ、以下のような点でリスクとコストの抑制に貢献します。
1. 安全性を継続的に維持
ヒュームフード（ドラフトチャンバー）や安全キャビネットを始めとする設備機器は安全対策設備です。そのため、定期的な検査・メンテナンスが不可欠です。
2. 故障診断は無償。無駄・突然の出費を抑えられます
メンテナンス契約をすると故障診断が無償。
突然の故障による修理への思いがけない支出を抑制し、計画的な予算計画がたてられます。
3. 高効率運転で経済的な運用
定期的な調整により適切な運転効率を維持することにより、無駄なエネルギー消費を抑制。
省エネルギー、ランニングコストの抑制に貢献します。
4. 機器のロングライフ化を実現
きめ細かい保守により、設備への負担を抑制し、ロングライフ化に貢献。
点検時期は装置ご使用の状況により、相談させていただきます。
5. 専門技術者による確かな点検・修理
特殊な機能を多く有する研究設備機器の維持管理には専門の技術が不可欠です。
専門技術者により正しく点検・修理されてこそ、その設備機器の性能が十分に発揮されます。
