IRORI

もう一度、火を囲もう
幕末の志士たちが新しい国のかたちを語り合ったのも、きっと囲炉裏端だった。
革命の構想も、家訓(家調)も、明日の段取りも、人はいつも火を囲んで言葉にしてきた。
囲炉裏は単なる調理器具や暖房器具ではなかった。
教育の場であり、意思決定の場であり、人と人を結びつける中心地だった。
小上がりが日常との
境界をつくる。
小上がりが日常との境界をつくる。
真正面から見つめ合う圧迫感が消え、会話が途切れても、
その沈黙を誰も責めない。
心理的な境界線が薄れ、肩書きの外側にある言葉をこぼれ出させる。
立場を超えた対話が生まれ、ひとりでは辿り着けなかった考えに手が届く。
―いわば「囲炉裏端効果」。
―いわば「囲炉裏端効果」。
その力は、理屈よりずっと前から、人々の暮らしに根づいていた。
「IRORI」は、その力を現代のワークプレイスに実装した CO-OG(考具)。
畳の段差がオフィスに結界を引き、中央に灯る炎のゆらぎが、
視線と緊張をやわらかく受け止める。
中央モジュールは用途に応じて
組み替える
中央モジュールは用途に応じて組み替えることができ、火を灯すことも、食を囲む場に変えることもできる。
人が集まり、混ざり、思いがけないつながりから、
新しい何かが動き出すーその起点となる場を、IRORI はつくる。
かつて囲炉裏端で歴史が動いた
かつて囲炉裏端で歴史が動いたのは、火が人の心をひらいたからだ。
ひらめきの瞬間は、整えられた会議室ではなく、
ふと心がゆるんだ余白から生まれる。
IRORI の真ん中には、その余白が灯っている。
