このたび、XIS WORKSITEの入居企業であるアステリズム合同会社が参画した共同研究論文が、学術誌「Biochemical Systematics and Ecology」に掲載されました。
イワウメは地域ごとに遺伝的系統が異なることが確認されており、本研究では、北海道では紫外線吸収成分、本州中部では抗菌成分など特有の代謝産物が確認されました。
これらの違いは将来の資源利用にもつながる可能性があり、多様な系統を含む高山植物の保全が重要であることを示唆する結果となっています。
複数の研究機関・企業との連携による研究が、論文という形で成果に結実したことを、心よりお祝い申し上げます。
論文の詳細は以下よりご覧いただけます。
タイトル:
Phenolic compound diversity reflecting phylogeographic structure of Diapensia lapponica subsp. obovata (Diapensiaceae) populations in Japan


