2021.11.15

薬品管理システム クラウド型の5つのメリット

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クラウド型薬品管理システムを使う5つのメリット


使用量の管理、在庫の管理、セキュリティ、リスクアセスメントなどが煩わしい薬品の取り扱い。当社はそんな薬品に関する煩雑なルーティンワークの負担を軽減する薬品管理システム"STORAGEシリーズ"を1998年より販売してきました。
これまでの"STORAGEシリーズ"はソフトウェアなどをユーザーの施設内に設置するオンプレミス型のシステムでしたが、2021年度より更なる機能向上を目指し、ネットワーク経由でサービスを提供するクラウド型薬品管理システム"STORAGE CS"をリリースしています。
本コラムでは、オンプレミス型の"STORAGE 5"と比較して、薬品管理システムをクラウド化するメリットをご紹介します。

クラウドとオンプレミスの比較

薬品管理システムにおいて、クラウド化のメリットとはどのような点にあるのでしょうか?オンプレミス型と比較してクラウド型が優れている点5つを下表にまとめました。

クラウドオンプレミス
MODELSTORAGE CSSTORAGE 5
システムの更新〇常に最新の状態×保守の際に
アップデート
システムアップデートへの対応〇ブラウザに依存△OSなど複数の要素に
依存
コンプライアンス〇標準カタログ情報の
更新・大規模法改正
内容を
自動で反映
△標準カタログ情報は
保守の際にアップデート
初期投資費用〇少額で継続×高額+保守費用
導入スピード〇短期立ち上げ可能×事前の確認・準備期間が必須
自社ネットワーク内での使用×インターネット接続
が必須
〇インターネット接続なしで運用可能

1. システムの更新

"STORAGE CS"は、常に自動で最新ソフトウェアにアップデートされるため、アップデートのための訪問やお客様自身での作業が必要なく、余計な費用や手間がかかりません。当社はお客様のフィードバックをもとに、使いやすく便利な機能を継続開発しており、新機能はアップデートの際に追加され、基本無償でご使用いただけます。

2. システムアップデートへの対応

"STORAGE 5"が、OS、ブラウザ、PC環境など複数の要素に依存しているのに対し、"STORAGE CS"は基本的にブラウザのみに依存したシステムになります。そのため、 OSのアップデートなどのインフラの変化に比較的柔軟に対応することができます。

3. コンプライアンス

薬品の使用に際しては、労働安全衛生法(安衛法)や毒物及び劇物取扱法(毒劇法)など様々な法規やガイドラインが存在します。これらを遵守するには、薬品カタログ情報の更新や法改正情報を迅速に把握することが重要です。"STORAGE CS"では、標準搭載されている薬品カタログ(富士フイルム和光純薬株式会社、ナカライテスク株式会社)情報は年2回自動で更新され、安衛法、毒劇法、消防法などの大規模改正内容は随時反映されます。

4. 初期投資費用

"STORAGE CS"は、サーバーシステムの設置・構築が不要なクラウド型サービスであるため、初期費用を大幅に削減することが可能です。また、サブスクリプションの契約形態であるため、「必要なときだけ使う」フレキシブルな運用が可能です。
また、通常買い取り型のソフトウェアは一定額を超えると固定資産に計上した上で、毎年減価償却を行う必要がありますが、サブスクリプション型はその会計年度の料金全額を「経費」として処理することができます。

5. 導入スピード

クラウド型のサービスであるため、機器の準備ができ次第すぐに使用を始めることができます。"STORAGE 5"のようなオンプレミス型のシステムだと事前確認などにどうしても準備期間が必要となってしまいます。

6. 自社ネットワーク内での使用

クラウド型のシステムにはインターネット接続が必ず必要となります。どうしてもインターネット接続ができない場合には、条件次第で外部接続なしでの運用が可能な"STORAGE 5"をご使用いただけます。

\"STORAGE CS"についてもっと知る /

"STORAGE CS"は、従来の薬品管理システムの「いいところ」だけを採用し、クラウドならではの利点を取り入れたまったく新しいサービスです。
そんな"STORAGE CS"の特長をまとめた専用Webページをご用意しています。こちらのページから資料やデモ版体験のお申込みもできますので、ぜひご覧ください。

"STORAGE CS特設サイト"はこちら

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