オリエンタル技研 総合カタログ CO39
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ヒュームフードの選定は、作業性・安全性・快適性を大きく左右します実験内容や研究室の空調バランスを考慮して選定する必要があります設置計画046ヒュームフードの選定ヒュームフードは排気ダクト、各種配管・配線等によって建物に固定されるため、フレキシブルに移動させることが困難です。作業の効率化、保守の面からも設置場所に関しては、事前に十分検討して決定する必要があります。従来、実験室に配置されるヒュームフードは、配管工事の都合等で窓側に設置されることが多く、ダクトは天井下を通してヒュームフードの背面側の窓、または壁を貫通して外に出してそのまま排気するか、あるいは屋上まで壁にそって立ち上げて排気するかのいずれかの方法がとられていました。これは建物の美観上からも問題が多いため、現在は既設の建物の改修工事以外は大半が廊下側にダクトスペースを設け、集中的にダクト配管をするシステムがとられています。これにより、ダクトの長さは最短距離をとることができ、エルボーやチーズ等の曲管の使用数が少なくなると同時に、ダクトの圧力損失が少なくなって排気ファンのモーター容量も減少します。また、給水・排水・各種ガス等の配管についても、配管スペースを設けて工事を行えば変更も容易にでき、工事費は安価になります。実験テーマにそったレイアウトの変更が容易にできるフレキシビリティに富んだ実験室を作るためにも、最近の実験室はこのように配管スペースを設けて、ヒュームフードを廊下側に設置する方法が主流を占めています。ヒュームフードは、作業中に発生する有害ガスの室内拡散や作業者への直接暴露を防ぎ、スムーズに局所的な排気を行うことを目的としています。したがってヒュームフードを設計するに当たっては、十分な排気能力をいかに持続できるかが最も大切なポイントです。■ ヒュームフードの設置場所■ ヒュームフードFume Hood Instlation Plan作業性●ヒュームフードの作業空間(サッシ開口・作業面の広さ)●ユーティリティーの数および位置(ガス・給水・コンセントなど)● 適度の照明安全性●ヒュームフードの制御面速●面速監視モニターの設置●排気ファンの設置位置(ダクト内が陽圧になることによるガスの漏洩)●研究室の換気量●排気ガスの処理快適性●ヒュームフードの排気方式(P.048・049ページ参照)●排気ファンの設置位置(騒音)窓際タイプ1廊下側タイプ2大部屋タイプ4■代表的なヒュームフードの設置例廊下廊下廊下廊下廊下サービス廊下タイプ3廊下サービス廊下廊下サービス廊下からヒュームフードのメンテナンスができます中央実験台全面をおおう卓上式フードヒュームフード関連基準設置計画ノーチェシリーズヒュームフードのタイプラシーヌシリーズヒュームフードの選択特殊タイプ作業面の種類卓上フード付属品ドラフトルーム

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