オリエンタル技研 総合カタログ CO39
448/700

446バイオクリーンシステム■ バイオテクノロジー関連施設Biotechnology Facilitiesバイオクリーンシステムバイオクリーンルーム(BCR)は工業用クリーンルーム(ICR)と異なり、空気清浄技術だけでは解決できない微生物侵入防止という重要な課題があります。室内空気の清浄度が高くても、流入する微生物の種類によっては短時間で増殖汚染することがあります。いったん汚染が始まると、その発見と対策に大変な困難と労力を要するのが現状です。したがって、BCRに使用する各部材、システム、動線等を十分検討することはもちろん、出入りする物品、人、空気、水などはすべて消毒、滅菌、濾過の対象とし、あらゆる汚染経路をBCRの入り口で遮断します。この遮断を目的としたクロスコンタミネーションコントロール(交叉汚染制御)技術をベースとする、総合的なバイオクリーンシステムを構築する必要があります。このようにバイオテクノロジーの研究開発レベルが高度化するにつれて、安定した超清浄空間がますます必要になってきました。オリエンタル技研工業は、これらの目的や規模に応じてプレハブタイプや築造タイプなどのバイオクリーンルーム(BCR)の設計・施工からアフターサービスに至るまでをトータルにお届けしています。バイオハザード制御システムとバイオクリーンシステムの比較バイオハザード制御システムとバイオクリーンシステムは、右図に示すように、区画内の気圧が異なります。バイオハザード制御システムでは危険物質封じ込めのために室内を陰圧構造とするのに対して、バイオクリーンシステムでは室内への汚染物質侵入を防ぐために、陽圧構造とします。また、実際の作業場であるバイオハザード対策機器(安全キャビネット)とバイオクリーン機器(バイオクリーンベンチ)についても、同様の構造が採用されます。右下図に示すように、気流の流れにより作業場をそれぞれ陰圧、陽圧に保ちます。バイオクリーンシステムバイオクリーンベンチバイオハザード制御システム陰圧(-)ルームバイオクリーンシステム陽圧(+)ルームバイオハザード制御システム安全キャビネット・無菌手術室・注射剤調液室・無菌病室・薬液充填室・細胞培養室・食品加工・パック室・病理検査室・微生物実験室・感染動物実験施設・RI実験動物施設バイオクリーンルームバイオハザードルーム■エアーフロー:HEPAフィルター:クリーンエアー:ダーティーエアーHEPAフィルターによる給気・排気システム取扱物の拡散防止・安全キャビネット・グローブボックスHEPAフィルターによる給気システムによって作業エリアを無菌エリア化・クリーンベンチ・クリーンブース施設計画安全キャビネットバイオクリーンベンチ・採痰ブースUV殺菌ロッカーバイオテクノロジー関連施設

元のページ  ../index.html#448

このブックを見る