オリエンタル技研 総合カタログ CO39
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430物理的封じ込めレベル物理的封じ込めレベル病原体および遺伝子組換えなどの実験を行う場合は、実験の危険性に応じて、物理的封じ込めおよび生物学的封じ込めの2種類の封じ込め方法を適切に組み合わせた計画を立て、実施する必要があります。物理的封じ込めの目的は、病原体および遺伝子組換え体を施設・設備内に閉じ込めることによる、作業者などへの伝播および施設外への拡散防止です。物理的封じ込めレベルは、一般的にP1〜P4までのバイオセーフティレベルに分類されます。物理的封じ込めレベルの分類バイオセーフティレベルP1レベルP2レベルP3レベルP4レベル病原体危険度1〜2危険度2〜3 危険度3危険度4設備主な操作方法・実験中はドア、窓を閉める・実験中はドア、窓を閉める・クラスⅡ安全キャビネットを使用する・オートクレーブを使用する・立入り禁止・エアロゾル発生防止・出入り口は2重ドアとする・エアーロック方式とする・実験室内全体を陰圧にし、室外から室内へ向かう気流とする・クラスⅡ安全キャビネットを使用する・オートクレーブを使用する・窓は密封・立入り禁止・前室(更衣室)を設ける・排気の浄化・出入り口は2重ドアでエアーロック方式とする・実験室内全体を陰圧にし、室外から室内へ向かう気流とする・クラスⅢ安全キャビネットを使用する・オートクレーブを使用する・窓は密封・立入り禁止・前室(更衣室、シャワー室)を設ける・排気の2段浄化実験室区域の隔離—通常の微生物学実験室を実験区域と限定した上で用いる2重ドア、またはエアーロック独立建物、または同一建物内の完全隔離区域資格者以外の立ち入り隔離—実験中のみ禁止常時禁止常時禁止空調気圧差——●●一定気流方向——●●排気処理——HEPAHEPA実験室区域の滅菌・消毒作業域●●●●実験室——塩素消毒全室ガス滅菌排水滅菌——塩素120℃加熱滅菌廃棄物の処理●●●●安全キャビネットクラスⅡ—エアロゾル発生実験のみ常時—陰圧アイソレーター——常時—クラスⅢ———●一般設備パスボックス——●●オートクレーブ—●●●(両面)運営および操作方法・一般外来者の立入りを禁止する必要はない・実験進行中は、一般外来者の立入りを禁止する・作業職員名簿に記載された者以外の立入りは禁止する ・室内専用の外衣、履物を使用・搬出物はオートクレーブで滅菌、または消毒剤により表面を滅菌する・入室の際には下着を含めて完全更衣・退室の際には、内部用衣服を完全に脱したあと、シャワーで全身を洗浄・作業職員名簿に記載された者以外の立入りを禁止 ・搬出物はオートクレーブで滅菌、または密封の上、表面を滅菌●:必要 −:不要■ バイオテクノロジー関連施設Biotechnology Facilities施設計画安全キャビネットバイオクリーンベンチ・採痰ブースUV殺菌ロッカーバイオテクノロジー関連施設

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