オリエンタル技研 総合カタログ CO39
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414施設計画CPC施設ではゾーニングと動線計画に基づいた合理的な施設計画が要求されます部屋の配置では汚染リスクを第一に考慮する必要があり、室圧制御のために前室やパスボックスなどのエアロック機構が必要となりますPBPBPB人PB前室機械室休憩室WCクリーンエリア一般エリア培養室C廊下サンプル保存室サプライ室更衣室脱衣着衣更衣前室品質管理室事務室倉庫電気室モノエアーシャワーパスボックスCPC施設はバイオクリーンルームとして清浄度を保ち、微生物の増殖を防ぐことが求められます。そのため床、壁、天井の各仕上は、気密性、平滑性、耐久性、耐汚染性に優れ、目地が少なく清掃が容易であることが要求されます。各表面は消毒液等の噴霧作業に耐えられるものであり、塵埃の落下、蓄積が起きない構造にする必要があります。床材としては抗菌性のビニル床シート、あるいは塗り床材の採用が一般的です。巾木はホコリだまりを排除し清掃を容易にするために、床材をR面をもって立ち上げる工法とします。壁・天井についてはプレハブ式のパネルシステムの利用が多くなっています。これは、建築躯体と内装パネルによって二重に気密性が確保できること、パネル強度が大きく天井を歩行可能にできるのでメンテナンス性に優れていること、施工の一貫性により品質の確保が容易となることなどによります。パネルの仕様としては、建築基準法の排煙設備設置免除を受けるために不燃仕様とすることが必要です。■ 内装CPC施設では、施設内を特定の清浄度に維持することが極めて重要です。通常、培養室でISO7(クラス10,000)、クリーン廊下や付属室でISO8(クラス100,000)が設定されますが、このクラスの清浄度の場合は気流制御の方式として「乱流方式」が採用されます。この方式では空調機で処理された空気を天井面のHEPAフィルターにより除塵清浄化し、室内に給気します。高い清浄度を要求される部分の室内圧力を高く維持し、前室、廊下へと段階的に圧力を下げることで気流に方向性を持たせて、空気による汚染を防止することが重要となります。■ 空調設備クリーンエリア内には流し台や排水口など排水設備は原則として設けません。更衣前室に消毒器付きの手洗器を設け、培養前室にアルコール製剤使用の手指消毒器を設置します。■ 衛生設備CPC施設では培養室にCO2インキュベーター、保存室に液体窒素保存槽が設置される例が多く、ボンベ交換を考慮して機器設置位置から一般エリアのボンベ設置位置までの特殊ガス配管設備が必要となります。■ 特殊ガス■ メディカル関連施設Medical Facilities施設計画施設レイアウトメディカル関連施設

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