オリエンタル技研 総合カタログ CO39
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実験室のレイアウトを考えるに当たっては、まず実験室の広さを決定する必要があります。❶実験台や装置など、各設備の占有面積❷実験台の配置と作業内容❸室内の通路スペース(作業スペースを充分に考える)❹採光との関係❺他の実験室や、各設備の相互関係および作業手順…以上のような点を考慮し、実験室の広さを決定します。実験台のレイアウトを決定する際には、実験室内の作業内容や研究者の動きをあらかじめ把握しておかなければなりません。そのためには、実際に使用されている実験室のレイアウトがたいへん参考になります。設計図に実験台の位置を決めて、作業の流れや人員の配置、通路幅との関係を調べることが大切です。こうした作業を繰り返すことにより、最も効率的な配置が決定されます。実験台の配置には、❶島形配置 ❷半島形配置の2種類があります。通常の場合、採光の関係から実験台は窓に直角に設置されるのが好ましく、部屋の関係で窓に平行に置かれた場合は、あまりよい結果にならない実例が多いようです。また、光が背後から射す場合は手元が見えづらく不便で、人通りが多い場所での実験は研究者が集中できません。やむをえず窓と平行に置く場合は、できれば移動式の作業台形式のもので、組み替えが容易にできるタイプの実験台を設置した方がレイアウトの変更にも対応でき便利です。以上のことを前提条件として配置を考えると、島形配置と半島形配置とではさまざまな点で違いがあります。最近の傾向としては、建物の配管形式が垂直配管(たて形配管)のものが増えているために、配管コストの低減や実験台の組み替えが容易にできることから、半島形配置も増えつつあります。しかし、全般的に島形配置の方がデッドスペースができにくく、災害発生時にいずれの方向にも避難できる点で優れ、当社の経験からみても島形配置の方が多く採用されています。次に通路との関係では、過剰な広狭を持つ通路はよくありません。広すぎるとかえって研究者が落ちつかず、実験に必要なもの以外の機器類が各所に置かれるために乱雑になりやすい、ムダな空間が多くなってかえって動線が不規則になりやすい、といった難点があります。また、極端に狭い通路では人の通行が困難になり、災害時の避難はもとより、実験作業上にも支障をきたします。※島形配置は最もメジャーなレイアウトです。※半島形配置は作業者の背面が通路になりにくいために落ちついた形になりますが、緊急時の避難方向が一方のみになったり、デッドスペースができやすくなるといった欠点があります。8m廊下 6m6m8m廊下 6m6m❷半島形配置❶島形配置201ラボファニチャー実験台用天板設置計画ラシーヌシリーズノーチェ Aシリーズノーチェ Bシリーズバイカーサシリーズワコードシリーズグランデシリーズバリュークエストシリーズライマンシリーズ流し台作業台・測定台・天秤台・薬品保管庫薬品管理システム付属設備・ラボチェア除振台・電子天秤シンク用シェルフ・ビーカー掛・乾燥棚純水製造装置超音波洗浄装置洗顔栓・緊急シャワー器具戸棚・ラボワゴン8:モジュールとレイアウト■ 2単位(1単位は通常6mとする場合が多い)実験室例

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